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ブローニーフィルムのコーヒー現像

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先日一緒にコーヒー現像を楽しんだKさんからブローニーフィルム用の現像タンクをいただいたおかげで、ブローニーフィルムも現像できるようになりました。
本当に嬉しいです。この場を借りて御礼申し上げます。

ブローニー用の現像タンクは当然ながら35㎜用より大きいわけですから、前述のレシピも修正しなければなりません。
容量を量ってみると、35㎜用は360ml、ブローニー用は550mlでした。
約1.5倍ということで、薬品類は全て1.5倍しました。
時間はどうするか…と悩みましたが、とりあえず35㎜と同じにしてどうなるかを実験することにしました。

結果的にはきれいに仕上がってました!
液量が多いことで抵抗が増えて現像タンクの軸を回してもすぐに止まってしまい、撹拌が上手くいっているか心配でしたが、取り越し苦労でした。
これで中判モノクロも今まで以上に楽しめそうです。


*今日の写真*
Pentax 67
SMC Pentax67 90mm f=2.8
Fujifilm Neopan 100 Acros
自家コーヒー現像(caffenol-c)

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by takahashikururin | 2016-12-27 20:11 | 写真 | Comments(2)

美しくないこと

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コーヒー現像は結果が結構不安定です。
この写真は下部がモヤモヤしていますね。
先日現像したものは撹拌が悪くて、ネガの最初→最後にかけてグラデーションができてしまいました。
薬品の量・薬液の温度・撹拌方法や頻度などをもっと厳密に行えば、もっと安定して階調の整った美しいネガになるのかもしれません。

一方で「美しいことは本当に大事か」という思いもあります。
アンセル・アダムスが良くてミロスラフ・ティッシーはダメ、ということは誰にも断言できません。
きっとそれは写真家自身がどこまで許容できるか、ということかもしれません。
と同時にその振り幅こそ、写真を含むあらゆる表現の本質としてあるもの、という気がしています。

もちろん僕は許容しますよ。何でもありなタイプなので(笑)


*今日の写真*
Nikon FE
Nikkor 50mm f=1.8
FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
コーヒー現像

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by takahashikururin | 2016-12-13 21:11 | 写真 | Comments(0)

コーヒー現像マニュアル 公開します。

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つい昨日、写真でたいへんお世話になっているKさんを自宅にお招きして、一緒にモノクロフィルムのコーヒー現像を楽しみました。
それに合わせて「コーヒー現像マニュアル」を作成しましたので、ご興味ある方のひとつの参考にしていただけたら嬉しいです。
印刷できるようにpdf版もありますので、ご希望の方は下記コメント欄より「未公開コメント」にチェックを入れたうえでメールアドレスを送信してください。
楽しいコーヒー現像ライフを!


コーヒー現像マニュアル 2016くるりんバージョン

*注意事項*
    • ●これから述べるのはインスタントコーヒーを使った現像の一例であり、成功を約束するものではありません。大事なフィルムは必ず現像所に出してください。結果に満足がいかない場合は各自で自由にアレンジを加えてください。
        • ●作業は「給湯設備がある前提で、温度調節のできる蛇口が設置してあり、排水処理が容易に行える」条件が求められることから、お風呂場で行うことをお勧めします。
        • ●気温が20度前後の環境で行うことを前提にしているので、夏・冬は必要に応じて湯温を調整してください。
        • ●廃液の処理には細心の注意を払い、常に最新の情報を収集してください。
        • ●使用する湯量・薬品量は現像タンクの容量によって違います。使用する現像タンクに入る湯量を事前に確認し、薬品量を調整してください。ここでは360mlとしてすすめています。

*用意するもの*
現像済みフィルム,ダークバッグ,現像タンク,はさみ,
計量カップ(500ml程度のもの)*3,温度計,計量スプーン(小さじ),マドラー,タイマー
インスタントコーヒー,炭酸ソーダ,ビタミンC(粉末),チオ硝酸ソーダ
2リットルのペットボトルを半分に切ったもの,スチールウール
洗濯ハンガー,マグネット(2個),セームタオル

1.事前の準備
①ダークバッグに「現像済みフイルム」「現像タンク」「はさみ」をいれ、現像タンクにフィルムをセットします。手探りで行うため、初心者は必ずフィルムを1本無駄にして明るいところで練習してください。セットの方法はネットのあちこちで紹介されています。
②現像液を作ります。ひとつめの計量カップに「インスタントコーヒー 小さじ6」「炭酸ソーダ 小さじ3」「ビタミンC 小さじ1/4」を入れ、
30℃のお湯(温度計でだいたいの温度を測る)360mlを加えてマドラーでよくかき混ぜてください。
③定着液を作ります。もうひとつの計量カップに「チオ硝酸ソーダ 小さじ4」を入れ、30℃のお湯360mlを加えてよくかき混ぜます。
④2リットルのペットボトルを半分に切った容器の中にスチールウールを1個入れます。これは廃液処理容器になります。

※時間の経過による温度低下を考慮して湯温を高めに設定しています。

2.予備水洗
①みっつめの計量カップに水360mlを用意して、現像タンクに注ぎます。
②水洗時間は1分間とし、タイマーをスタートします。
③フィルムについた気泡をとるため、現像タンクの底で軽く床を叩き、数回撹拌します。
④時間が来たら水を捨てます。

3.現像
①現像タンクに現像液を素早く注ぎます。
②現像時間は20分とし、タイマーをスタートします。
③1分ごとに3回撹拌し、時間が来たら現像液を素早く捨てます。
④現像液の入っていた計量カップに水360mlを用意し、現像タンクに注ぎ、6回撹拌したら素早く水を捨てます。これを3回繰り返します。

4.定着
①現像タンクに定着液を素早く注ぎます。
②定着時間は10分とし、タイマーをスタートします。
③1分ごとに3回撹拌し、時間が来たら定着液を廃液処理容器に素早く注ぎます。

※この段階を経た定着液には銀が含まれています。決してそのまま排水溝へ流さず、必ず廃液処理容器に移してください。

5.水洗・乾燥
①現像タンクを蛇口の下に移動し、流水で1分間洗浄します。
②現像タンクの蓋を開け、現像状態を確認します。
③洗濯ハンガーにネガを吊るし、ネガが反らないよう最下部にマグネットを付け、セームタオルで水気を拭きとって自然乾燥させます。お疲れ様でした!

*その他*
  • ●現像が終わったネガはカットしてスリーブに保管しましょう。
  • ●2016年12月現在の情報によると、廃液に含まれている銀をスチールウールが吸着してくれるらしいです。24時間経過後、スチールウールは燃えないゴミとして処理し、残液は水を流しながら下水に流してください。
  • ●撹拌の仕方は現像タンクの種類によって違います。タンク内のリールを回せるタイプのものは時計方向に回転させながら、上部に蓋がついて密閉するタイプのものは天地を逆さまにしながら撹拌してください。
  • ●「定着液は使いまわしができる」という情報もよく目にしますが、ここに提示した方法では良い結果が出ていないので、連続して行う場合は定着液も作り直してください。
  • ●「高いインスタントコーヒーでは良い結果が出ない」との情報もありますが、未確認です。今までは100円ショップのインスタントコーヒー,ネスカフェエクセラ,ブレンディなどを使いましたが、インスタントコーヒーの種類によって結果に大きな差が出たということはまだありません。


*今日の写真*
Nikon FE
Nikkor 50mm f=1.8
FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
コーヒー現像


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by takahashikururin | 2016-12-11 19:12 | 写真 | Comments(0)

明日はイベント同時開催!


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20日から始まったANALOG CREATURESの写真展、たくさんの方々にお越しいただきありがとうございます。
いよいよ会期残り2日となりました。
詳しくはギャラリー世田谷233のサイトをチェックお願いします!

さて、明日26日は粋な計らいでイベントが2つ同時開催されます!
18:00~「ウイスキーの集い」
参加予約なし・参加費無料!(生牡蠣1個200円で販売)
パブ・ボウシェイバーさん厳選のウイスキーをお楽しみいただけます。
食べ物持ち込み大歓迎!
初めての方も、ウイスキー好きの方も、友達の家にちょっと飲みに行く感覚でぜひお気軽にお越しください(^^)

そしてもう一つ続けて…
19:00~「アナログレコードの会 vol.16」
233定番のDJイベントも今回で16回目。
アナログつながりで開催していただきました。
レコードの音に酔いしれるも良し、おススメのレコードをお持ちいただくも良し、レコードの回し方教えてもらうもよし。
こちらももちろん参加予約なし・参加費無料。

なんという太っ腹企画!!
ウイスキーを味わいながら、レコードを楽しんで、チラリとフィルム写真も見てみる。
そんなアナログな土曜の夜を一緒に楽しみませんか?
ANALOGCREATURESのメンバーも夜には全員集合する予定です。
ぜひお出掛けください!
お待ちしています(^^)


*今日の写真*
茨城の海辺。
Nikon FE
Nikkor 50mm f=1.8
FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
自宅にてコーヒー現像→スキャナの自動補正で読み込み
巻き付けの失敗で現像不良を起こした2コマを合成。






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by takahashikururin | 2016-03-25 21:49 | ANALOG CREATURES | Comments(0)

ANALOG CREATURES 写真展は今日から!

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ANALOG CREATURESの写真展が今日から始まりました!
本日在廊していましたが、たくさんの方々にご来場いただき、本当にありがとうございました。
ここでもう一度、写真展のご案内をさせていただきます。

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ANALOG CREATURES写真展~フィルムカメラの逆襲!~
2016年3月20日(日)~27日(日) 12:00-20:00
※火曜定休
※最終日も20:00迄

26日(土)18:00~「ウイスキーの集い」同時開催
26日(土)19:00~DJイベント「アナログレコードの会」同時開催
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ギャラリー世田谷233さんの粋な計らいで、26日夜はイベント2発同時開催!
生牡蠣(1個200円)も食べられるそうなので、
美味しい生牡蠣とウイスキーに酔いしれ、
おススメのレコード・CDで場を盛り上げ、
ANALOGCREATURESと共に写真について語り合って、
土曜の夜を楽しみましょう!
もちろん来場無料ですので、初めての方もぜひお気軽に遊びに来てください。

写真展の様子などについてはFacebook内「ANALOG CREATURES」のページをご覧ください。
Facebookでは、ご来場いただいた方々も随時写真展の記事をアップしてくださっていますので、そちらもご参考になさってください。
またfacebook外ではこちらのサイトでもご紹介いただきました。
(ネタバレを含みますので、「現地で見るまでは知りたくない!」という方はクリックをご遠慮くださいm(__)m)
この場をお借りして、掲載に感謝申し上げます。
それでは1週間楽しんでいきます!


*今日の写真*
Nikon FE
Nikkor 50mm f=1.8
FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
自宅にてコーヒー現像→スキャナの自動補正で読み込み






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by takahashikururin | 2016-03-20 22:22 | ANALOG CREATURES | Comments(0)

コーヒー現像に挑戦! ★反省と課題編★

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コーヒー現像、その後見直しを行いました。
こちらの記事をご覧ください。(2016.12)

長らく時間が空いてしまいましたが…
今日はコーヒー現像1回目の反省、そして2回目・3回目の現像で感じたことを書きます。

まず、今回の反省は「コントラストが低く、ややねむたい仕上がりだった」こと。
もう少し階調のあるネガを作りたい。
コントラストを上げるためには次のような方法が考えられます。
①現像液の温度を上げる。
②現像時間を延ばす。
③攪拌の回数を増やす。
④アスコルビン酸を増やす?
⑤写真を撮るときに露出をアンダーに設定する。

2回目の挑戦ではこれらのことを頭に入れながら取り組んでみました。
その結果は…
①開始温度を5度上げてみたところ、現像がやや進み過ぎてしまってネガが白っぽい仕上がりに。基本は20℃で、結構シビアらしい。
②現像時間も3分延ばしてみた。現像液の温度差が大きくなってコントロールが難しい気がした。
③今回は行わなかったが、現像の定番テクニックらしい。
④ほかの皆さんは1回あたり小さじ0.25~1程度使用。高いのであまり使いたくはない(^^;)
⑤現像前のことだけれど、コーヒー現像ではアンダー撮影が定番らしい。
ということがわかりました。

さて、どうするか。
これからの季節は特に現像液・定着液の温度管理が難しそうです。
友人のニコサム氏はスーパーで100円くらいで売っている紙パック入りのコーヒーを使って長時間現像しているとのこと。
それがまた素晴らしく階調がきれいでクリアなので、僕としてはそれをぜひお手本としたいと思っています。
次回はそれにチャレンジしてみるつもりです。

ちなみに3回目の挑戦では「2回目の現像液の使いまわしができるか」をテーマに取り組んでみました。
結果は上部写真の右側に見られるような現像ムラ?が多く発生してしまいました。
色々なサイトを見ると「コーヒー現像の現像液は使いまわしができるよ」と書いている人も何人かいらっしゃって、
もしかしたら今回の問題は別な要因で引き起こされたものかもしれませんが、
また機会があったら現像液の使いまわしも再挑戦してみたいと思います。
うまくいけばそれだけ安上がりになりますからね(^^)

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*今日の写真*
ANALOG CREATURES 江の島遠征にて。
OLYMPUS PEN-S
FUJIFILM NEOPAN 100 ACROS
自家コーヒー現像

上の写真:ネガスキャン時に自動補正で取り込んだ画像
下の写真:上の写真をレタッチしたもの。これくらいが希望。
※自動補正で取り込まないとかなりハイキーな感じです。





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by takahashikururin | 2015-12-08 21:04 | 写真 | Comments(1)

コーヒー現像に挑戦! ★実践編★

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コーヒー現像について最新の記事があります。
こちらをご覧ください。(2016.12)

すっかり時間が空いてしまいましたが、今日はコーヒー現像の実際の手順について書きます。
コーヒー現像を行うために必要なものは前回の記事で書きましたので、こちらをごらんください。
現像の手順については全部で9つの工程がありますので、一度イメージトレーニングをし、本番では手元にスマホ等を置いて確認しながら作業することをお勧めします。
9つの工程と聞くとちょっと気が重いかもしれません。少なくとも僕はそうでした。
が、やってみると意外に楽勝でした!勇気をもって一歩踏み出しましょう!
まぁその気楽さが次の現像の敗因だったのかもしれませんが(笑)
それではスタート!(本当は写真があればよかったのですが…そこまでは手が回らず)

*手順*

1.現像タンクにフィルムをセットする
①撮影済みフィルムを用意する。フィルムの先端が出ていない場合はフィルムピッカーでフィルムの先端を出し、先の細いところをハサミでカットしておく。
②ダークバッグの中に現像タンク・はさみ・撮影済みフィルムを入れる。ダークバッグの口を閉じて手を入れる。
③現像タンクの蓋を開けてリールを取り出し、リールにフィルムを巻きつけてゆく。巻き方は緩く。
④フィルムを最後まで巻きつけたら、パトローネの端をハサミでカットする。
⑤フィルムをセットしたリールを現像タンクに戻し、蓋をする。蓋をしたらダークバッグから出せます。

2.現像液を作る
①計量カップAにインスタントコーヒー・アスコルビン酸・炭酸ソーダを規定量入れる
②バットを用意し、シャワー温度40度の湯を張る
③シャワー温度を30度にセットし、計量カップBに350㏄の湯を入れる
④計量カップBの湯を計量カップAに入れ、よくかき混ぜたら出来上がり。計量カップAはバットの上に置いてあたためる。

3.定着液を作る
①シャワー温度を30度にセットし、計量カップBに350㏄の湯を入れる
②計量カップBにチオ硫酸ナトリウムを規定量入れてよくかき混ぜたら出来上がり。計量カップBもバットの上に置いてあたためる。

4.水浴
①キッチンタイマーを1分にセットする
②現像タンクいっぱいに水をそそぐ
③タイマーをスタートする
④最初の30秒間リールを回転させ、あと30秒は静かに待つ
⑤時間になったらタイマーを止め、水を捨てる

5.現像
※水浴⑤を終えてから現像液を注ぐまでのんびりしないこと。
①キッチンタイマーを15分にセットする
②計量カップAの現像液を現像タンクに注ぐ
③タイマーをスタートする
④最初の1分間はリールを回転させ続ける。その後「30秒間休み、30秒間リールを回転させる」を14回繰り返す
⑤休んでいる間に計量カップAを洗い、500mlの水(湯ではない)を用意しておく
⑥時間になったらタイマーを止め、現像液を捨てる

6.停止
※現像⑥を終えてから停止の水を注ぐまでのんびりしないこと。
①キッチンタイマーを8分にセットする
②計量カップAの水を現像タンクに注ぐ
③タイマーをスタートする
④静かに待ち、時間になったらタイマーを止めて水を捨てる

7.定着
※現像④を終えてから定着液を注ぐまでのんびりしないこと。
①キッチンタイマーを15分にセットする
②計量カップBの定着液を現像タンクに注ぐ
③タイマーをスタートする
④最初の1分間はリールを回転させ続ける。その後「30秒間休み、30秒間リールを回転させる」を14回繰り返す
⑤休んでいる間に切ったペットボトルの中にスチールウールを1個入れておく
⑥時間になったらタイマーを止め、定着液をペットボトルの中に入れる

8.乾燥
※現像⑥を終えたらすみやかに次へ進むこと
①キッチンタイマーを2分にセットする
②シャワーから水を出し(強すぎず弱すぎず)、現像タンクにかける
③タイマーをスタートする。時間内は水をかけ続け、現像タンク内の水を循環させる
④時間になったらタイマーを止め、水を捨てる
⑤洗濯ハンガーを用意する。ネガは36枚撮りの場合160㎝くらいの長さになるのでそれより高いところに設置する。吸水タオルは水を含ませてから絞る
⑥現像タンクの蓋を開け、リールからネガを取り出す
⑦ネガを洗濯ハンガーからつるし、下側を洗濯ばさみで挟んで重しにし、ピンと張った状態で吊るす
⑧吸水タオルでネガを挟み込んで拭き、水分を取り除く
⑨30~60分ほど乾かしたら完成

9.現像後
①定着液には銀が溶解している。スチールウールが銀を吸着するまで24時間待ち、その後スチールウールは不燃物に、残った水は希釈して捨てる。
②現像が終わったネガは6コマごとに切り、ネガシートに入れて保管する


いかがでしたか?
上手く現像ができていれば、8-⑥で現像タンクからネガを出したときに黒と白が反転した画像が見えるはずです!
次回はコーヒー現像の反省と課題について書こうと思います。


*今日の写真*
Canon EosKiss 3L
Canon EF50mm f=1.8 Ⅱ
FUJIFILM ネオパン100 ACROS
自宅にてコーヒー現像したものをレタッチ






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by takahashikururin | 2015-11-14 21:13 | 写真 | Comments(0)

コーヒー現像に挑戦! ★準備編★

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コーヒー現像の内容を更新しています。
こちらをご覧ください。(2016.12)

前回記事でコーヒー現像に挑戦したことを書きました。
ネットで色々調べてみるとコーヒー現像についてはすでに数多の先達が挑戦し、
いくつもの素晴らしい結果を残しているわけですが、
僕は今回木村哲悟郎さんのサイトTETUGOROUS PHOTOGRAPHを参考にさせていただきました。
準備するもの・現像過程・結果のまとめ方がとても分かりやすく、
初心者の僕が挑戦するのに容易なところまでハードルを下げてくださいましたので、
これからコーヒー現像に挑戦するという方はぜひ参考にされることをお勧めします!

さて、現像の工程については次回の記事で書こうと思いますが、
実はコーヒー現像のヤマは道具の準備にある気がしています。
とにかく準備するものがたくさん!

そこで今回は現像で使った道具を工程別に一覧にしてみました。

これから挑戦したいという方はぜひ参考にしていただければと思います。

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★ネガ関連★

撮影済みのモノクロフィルム 1本

現像タンク (35㎜1本用) 1つ…ヨドバシカメラで5000円~

ダークバッグ 1つ…Amazonで3000円程度

フィルムピッカー 1つ…Amazonで1200円程度

はさみ 1つ …100円ショップで100円

★現像液用★

インスタントコーヒー 安いものが良いとのこと。400円程度

アスコルビン酸(粉末ビタミンC) …ドラッグストアで300g 1000円程度

炭酸ソーダ(重曹の粉末を熱したもの) …100円ショップで100円

計量カップA(500㏄入るもの) …100円ショップで100円

温度計 …Amazonで600円程度

★停止液★

計量カップA(現像液用に使ったものを再度使用)


★定着液★

チオ硫酸ナトリウム …ヨドバシカメラで400円程度

計量カップB …100円ショップで100円


★乾燥★

洗濯ハンガー …100円ショップで100円

大きめの洗濯バサミ …100円ショップで100円

吸水タオル …100円ショップで100円


★その他★

小さじ …100円ショップで100円

スチールウール …100円ショップで100円

2リットルペットボトルを半分の高さで切った下側 1つ

ゴム手袋 …100円ショップで100円

計量カップが2つ並べられるバット …100円ショップで100円

キッチンタイマー …100円ショップで100円

ネガをしまう袋… …ヨドバシカメラで100枚1000円程度
これらをしまう箱 …近所のホームセンターで1000円程度

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結局全部買い揃えると15000円程になりそうですね。
僕は現像タンクをいただいたので10000円程で済みましたが。
この記事を書いている2015年10月現在モノクロフィルムを現像するのに、
最安と思われるヤフーオークションを利用して1本700円ほどかかります。
初期コストを前提に考えるなら、20本程度現像してトントンということになりますね(^^;)

ではコーヒー現像のメリットは??と考えると…
①時間がかからない。ヤフオクなら落札→連絡→入金→フィルム発送→ネガ受け取りに1週間くらいかかりますが、
コーヒー現像なら準備から片付けまで1本1時間程度。
②消耗品はコーヒー,アスコルビン酸,炭酸ソーダ,チオ硫酸ナトリウム,スチールウールだけなので、
たくさん現像すれば各段に安くなる
③現像方法によって不安定でオンリーワンな仕上がりにもできるし、
お店に出した時と同じような仕上がりにもできる。人もいる。僕はノーコン。
④(質はとにかく)自分でできた!という達成感が味わえる(笑)

というところでしょうか??今のところ僕が感じているのは。

その後2本現像しましたが、なかなかうまくはいきません。
でもそこにかえって燃えるものがあります。
次回はいよいよ現像の工程について書きます(^^)


*今日の写真*
Canon EosKiss 3L
Canon EF50mm f=1.8 Ⅱ
FUJIFILM ネオパン100 ACROS
自宅にてコーヒー現像したものをレタッチ






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by takahashikururin | 2015-10-28 21:59 | 写真 | Comments(0)

コーヒー現像に挑戦!


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ANALOG CREATURES のメンバー、ニコサム氏にはいつも驚かされます。
画用紙でカメラの蛇腹を折ったり、手作りの段ボール製マウントアダプタを作ってメーカーの違うカメラとレンズをくっつけたり、
かと思うと天然酵母を育ててパンを作ったこともあり、いわば「手仕事職人」みたいな人なわけですが、
そんな彼が「コーヒー現像」を始めたという話を聞いたのがもう半年以上前。
最初は「また酔狂なことを!」と笑っていたのですが、出来上がった写真を見てびっくりしました。
その写真は粒子感が強いザラリとしたタッチと不安定でムラのある濃淡がすごく個性的で響いたんです。
「これは笑い事じゃない!」と強い関心を持ちましたが、彼はそれでは終わりませんでした。
様々な改良を加え、今ではお店でプリントするのと遜色ない仕上がりを安定して出しています。
すごい!この技術があれば(恐ろしいことだけれど)現像屋さんが潰れても写真が続けられるのです!!
世界にモノクロフィルムがあれば、の話しですが!!!(笑)

そうそうこの「コーヒー現像」というのは、インスタントコーヒーを使った自家現像のことなんです。
一般的にはフィルムで撮った写真は、写真屋さんに持っていって現像&プリントしてもらいます。
更に昔に遡ると、写真が好きな人は自宅に暗室を作って現像やプリントをしていました。
その際に使う薬品は実は体に害があったり環境汚染につながるような危険性のあるものだったんですね。簡単に言うと。
ところがこの「コーヒー現像」は、インスタント(!)コーヒー・ビタミンC・炭酸ソーダ(重曹の親戚)・ハイポ(水道水のカルキ抜き)など日常生活にあるものを使って現像ができるということで、安全性を高め環境負荷を抑えて現像することができるわけです。
考えた人は本当にすごい!
あ、ちなみにカラーフィルムを現像しても色は出ません。モノクロフィルムを使うことが前提のモノクロ現像処理です。

ところが半年もの時間をかけてしまったんですね。
理由は「自分にできるか不安(笑)」なことと「いろんな道具や材料を集めなければならない」こと。
特に道具については「現像タンク」という暗室用品が必要ということで、
そんな知らないもの何を基準に選んで買ったらいいのか??と悩んでいましたが、
日頃からたいへんお世話になっている木島さんが「あげますよ」と送ってくださり、あっさり解決。
木島さん、本当にありがとうございました!

そして昨晩、全ての材料が揃ったところで不安を押し切ってチャレンジ。
詳しい手順などはまた次の機会に書くとして…
最後の水洗を終えて取り出したネガを光にかざしたときの「できてる!!!!!」という興奮、何物にも代えがたいものがありました。
今日フィルムスキャナで読み込んでみると…「ずいぶんねむたい(黒と白のコントラストがはっきりせず、階調が少ない)なぁ」「あまり粒子感がなくって、何かできすぎだなぁ」とまぁ色々課題はありますが、それでもやってみて良かった!すっごく楽しい!!
あと2本撮り終えたフィルムがあるので、そちらも順次現像していきます。

最後に改めてニコサムさんと木島さんに、この場を借りてお礼申し上げます。
今度プリントも見てくださいね。
コーヒー現像の詳細はまた次回!

*今日の写真*
コーヒー現像したネガをフィルムスキャナでデジタル化(補正なし)

Canon EosKiss 3L
Canon EF50mm f=1.8 Ⅱ
FUJIFILM ネオパン100 ACROS

撮影時に露出を外すと現像の良し悪しがわからなくなるので、全てプログラムモードで撮影。






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by takahashikururin | 2015-10-18 19:09 | 写真・カメラ | Comments(2)