ちいさなひかり

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カテゴリ:写真( 58 )

COLORFUL

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*今日の写真*
Contax Aria
Contax Planar 50mm f=1.4
Kodak ColorPlus 200

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by takahashikururin | 2017-06-27 21:57 | 写真 | Comments(0)

ソール・ライター フォトコンテスト

ソール・ライターの写真展が大好評のようです。

先日、観に行った方から「高橋君、絶対見たほうがいいよ」とご連絡をいただき、会期終了間近の明日ようやく行く運びとなりました。
入場料や地図やらを調べていると、「ソール・ライターフォトコンテスト」が本日締め切りとのこと。
今日調べてて今日が締め切りなんてこれも何かのご縁、と思い参加しました。
「ソール・ライターっぽい写真をインスタで投稿してください」とのこと。さらっとすごいこと言ってるな。
そんな人達のために「っぽい」といういくつかのポイントを教えてくれています。

1.ポイントカラー
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2.ガラス越しの風景
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3.覗き見る
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4.1/3の構図
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5.雨粒を撮る
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。。。何かずれている気もしますが、参加することに意義があると思うことにします(笑)

*今日の写真*
カメラ:いろいろ
レンズ:いろいろ
フィルム:いろいろ

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by takahashikururin | 2017-06-17 23:35 | 写真 | Comments(0)

A PARTITION

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*今日の写真*
Leica 3f
Elmar 50mm f=3.5
FUJIFILM 業務用100

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by takahashikururin | 2017-06-12 18:21 | 写真 | Comments(0)

フィルムカメラゆえの偶然性

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週に1度くらい更新できたらいいなと思いつつできてませんが、
写真をアップするだけなら簡単。なはず。。。


*今日の写真*
フィルムカメラの最初と最後の1枚の偶然性が好きです。
KONICA C35 EF3
Kodak ColorPlus 200

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by takahashikururin | 2017-05-29 20:07 | 写真 | Comments(0)

豊島への旅~瀬戸内国際芸術祭 2016年秋期 を訪ねて~ 終わりに

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前3回に渡って「豊島への旅」をお送りしてきました。
豊島を旅したことのある方には「懐かしいな。また行きたいな」、これから豊島を旅したい方には「これは楽しみだな」と思っていただけたら嬉しいです。
最後にこれから豊島へ行く方にアドバイスを。

できるものはすべて「予約」
セトゲー期間中はたいへん混雑します。これは単に「島の中にたくさん人がいる」というだけではありません。
「行きの交通機関(新幹線・深夜高速バス・船)」「民泊(ホテル)」「民泊先での朝食・夕食」「昼食」「電動レンタサイクル」「帰りの交通機関」「予約制のアート鑑賞」などなど、様々なものへのニーズが高まるけれど島の資源は有限で、気持ちよく旅をしたいと思うなら「予約」は欠かせません。
先に旅程表を作って予約が必要なポイントをピックアップし(前述のポイントを押さえておけばある程度カバーできそうです)、できるだけ早い段階で予約を行いましょう。
「身ひとつで行って、あとは現地で何とかしよう」という旅の楽しさはわかりますが、セトゲー期間内については宿なし・食事なし・徒歩移動という状況には意外に簡単に陥りそうです。

「計画」はしっかりと
前項でも旅程表を作るようにすすめましたが、電動レンタサイクルで1周1.5時間ほどの島内に作品が点在しています。
全てを楽しむためには3日以上かかると思いますので、ある程度観たいものを絞り込んで効率的に回るのが良いと思います。
特に電動レンタサイクルが借りられなかった場合、巡回バスを利用するのが最も現実的な選択肢ですが、1日7本で(当たり前ですが)島民の方優先です。
計画をしっかりたてておくことが楽しめる秘訣と言えるでしょう。

また、島外から豊島に来る場合や豊島から島外へ出る場合は特に船の時間に注意してください。
最悪の場合、翌日まで戻れないことになります。

「食べ物」と「現金」の確保を
民泊の魅力は「素泊まりの安さ」で、2016年10月は1泊3500円/人でした。
なので今回の旅行では「素泊まりで安く泊まって、地元のお店で食材を買って料理する」つもりでしたが、民泊先のお母さんに2食付き6500円を進められて「地元の方の手料理が食べられるならそれでいいか」と正直やや高い(素泊まりと比べて)印象を持っていましたが、それは間違いでした。
まず、食材が手に入るお店が見つかりません。
民泊先のお母さんの話しによると、週に2回船で食材が届くのでそこへ買いに行っているようです。
それでは手に入るはずがありませんね。
島内にはもちろんお店もありますが、僕がのぞいたお店は日用雑貨店の一角でお菓子やおにぎりが売っている程度。
もし素泊まりを選択していたらきっと毎食カップメンになっていたかもしれません。。。
温かくて美味しいご飯は力の源です。
これから豊島へ行かれる方にはぜひ2食付きの民泊をお勧めします!

食べ物についてはもうひとつ、「お昼ご飯」の確保も大事です。
セトゲー期間は島内の飲食店のキャパシティーの数十倍の観光客が押し寄せるため、島は昼食難民であふれかえります。
ここで「予約」の力が効いてくるわけですが、もし「予約がかなわなかった、でも昼飯は欠かせない!」と思っている場合、先程紹介した島内のお店が役に立ちます。
おにぎりや甘いものをちょこっと買っておいて、レストランやカフェに入れなかった場合に備えましょう。
無事に昼食が取れた場合はぜひおやつやお夜食に。

最後に島内ではクレジットカードは使えません。
全て現金でのやりとりになります。
「口座から引き出したい」と思っても郵便局くらいしか見かけませんでした。
コンビニがないのでコンビニATMももちろん不可。少し多めに現金を用意しておきましょう。

最後に
穏やかな気候、温かい人々、素晴らしいアートの数々…
豊島は腰を据えて滞在するのに適した、本当に素敵な島でした。
その裏には産業廃棄物との長い闘いの歴史がありましたが、島の皆さんが粘り強く解決されていったこと自体も島の魅力を深いところで支えている気がします。
一方島は今「過疎」という新たな問題を抱えていると聞きました。
島ではお店を営まれたりセトゲースタッフとして働く若い方々を見かけましたが、多くの若い方は島外から働きに来ているそうで、島の高齢化・過疎化の解決には至っていないそうです。
確かに東京のような都市部で暮らしていると、コンビニ・スーパー・衣料品・銀行などがあることや、コンビニでもセブン・ファミマ・ローソンと行きたいお店が「選べる」ことが当たり前になっていますが、それがないということが豊島(を含む多くの島)での暮らしをハードルの高いものにしている気もします。
不動産屋さんもないので気軽に部屋を借りることもできないし。。。
ただ、都市と同じような生活環境に変化していくことが良いかというと、そうでないような気もするのです。
「生活協同体」のような島の中に競争を得意とするようなビジネススタイルを持ち込むことで失ってしまうものもあるような。。。
現に今豊島で暮らされている方々がいるということは、それで成り立っているわけですしね。

ぜひ一度豊島へ出掛けてみてください。
そして豊島が気に入って、「ここで暮らしていきたい」「みんなに紹介したい」と思う方がたくさん増えることを願っています。
僕もまたいつか、遊びに行きたいです。
全4回の投稿、長くなりましたが見ていただいてありがとうございました。

*今日の写真*
Nikon FE
Zoom Nikkor Auto 43-86mm f=3.5
FUJIFILM 業務用 100


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by takahashikururin | 2017-05-13 18:23 | 写真 | Comments(0)

豊島への旅~瀬戸内国際芸術祭 2016年秋期 を訪ねて~ 3日目

旅行3日目、豊島に滞在できるのもこの日が最後。
心残りのないようにと、朝から電動自転車を漕いで回ります。
とは言ってもゆっくり漕いでも1周2時間ほどですが。

まずは宿泊先から歩いて1分の「豊島横尾館」へ。
言わずと知れた横尾忠則の美術館です。
もし「豊島でオススメの美術館は?」と言われたら迷わず「豊島美術館と豊島横尾館をセットで行ってください」と伝えます。
「静」の内藤礼と「動」の横尾忠則、この2人の作品を島の東西に誘致したキュレーターの仕事に心からの敬意と拍手を送りたいと思っているほどです。
あらゆる点で違いを見つけられるこの2つの美術館が存在すること、それ自体が「アートにはあらゆる可能性がある」と示唆しているかのようです。

とここまで語りながら、撮影禁止のため写真はありません。
続いてはその隣にあるカフェ「てしまのまど」へ。
残念ながら満席でコーヒーは飲めませんでしたが、途中小腹がすいた時のためにと美味しいパンをいくつか買いました。
丁度この時展覧会「この島のこと」をやっていて、そこで拝見した短編映画がとても良かったです。
それは島で暮らす方々の「今」と産廃問題との闘いという島の「歴史」を映像化したものでした。
豊島が産廃問題で有名であることや予約制で有料の見学会があることは知っていましたが、正直「観光に来てまで…」という思いがありました。
しかし次に行くときは必ず申し込むつもりです。
島の歴史をしっかり学んだ時、目に映るすべてのものやアートが全く違ったものに見える気がします。

続いて反時計回りに島を回っていきます。
大竹伸朗の「針工場」。ここも撮影は禁止です。
大竹さんの多彩さを感じつつ、ここで「大竹作品スタンプラリー」3つ回った記念品の缶バッジをゲット!
これは宝物です。

ここから結構走って島の南西にある甲生地区へ。
山の中にある(近寄れない)Big bambuを観ながら「遠い記憶」へ。
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ここは珍しく撮影可で作品自体もフォトジェニックなので、みんなバシバシ写真を撮ってます。
そうそう、ぜひトイレに行ってみてください。
正面からでは見えない景色が見られますので。

続いては島の南側をぐるりと走って東側へまわります。
壇山沿いを走ると見えるオリーブ畑や瀬戸内海、のんびりとした景色と空気が実に良くて、電動レンタサイクルを借りて本当に良かったと思いました。
実は電動ではない普通のママチャリも貸しているようです。が、それはただの地獄の特訓です。
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このルート上にはアートの展示がありません。
案内標識も見当たらないし距離も長いので段々心配になりますが、基本1本道です。
ようやく「島キッチン」の脇に出たのでおご飯昼にしようと思いましたが、島キッチンは予約でいっぱい。
お隣のカフェもいっぱい。そこへたまたまじゃがバタ売りのお兄さんがやってきたので、それがお昼ご飯となりました。

ご飯を食べないとめげるタイプですが、気を取り直して豊島美術館の脇を通って「心臓音のアーカイブ」へ向かいます。
豊島美術館を見ると大型バスが何台も並んで周囲に人があふれかえっています。
セトゲー期間中ですから仕方ないのですが、これから行かれる方にはできるだけ人の少ない時を狙うことをお勧めしますが。。。

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「心臓音のアーカイブ」は島の北東、唐櫃浜(からとはま)にあります。
結構怖いです。ビビった心を目の前にある唐櫃浜で癒してください。
人々が思い思いに過ごしている素敵な景色に、時間の経つのを忘れます。

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夕方になってきたので急いで急いで「トムナフーリ」と「豊島シーウォールハウス」に向かいます。
どちらかといえば僕は「トムナフーリ」が好きでした。
森の奥へアートに会いに行く感じが。ただ、「超新星爆発が起こると光る」ということで、基本的にはほぼ間違いなく光るところは見られない。
ので、みんなしばらく作品を見た後はなんとなく満たされない気持ちで引き返していくわけです。
きっとそんな「満たされない気持ち」も含めて作品なのかもしれませんね。
ちなみにトムナフーリは撮影禁止ですが、ネットには結構画像がアップされています(^^;)
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今日で観光は終わり。明日は朝イチで帰路につきます。
次回は豊島旅行の感想と、これから豊島へ旅する人へのアドバイスを書こうと思います。

*この旅のカメラ*
前回記事と同じです(笑)


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by takahashikururin | 2017-04-23 22:43 | 写真 | Comments(0)

豊島への旅~瀬戸内国際芸術祭 2016年秋期 を訪ねて~ 2日目

今回は豊島への旅の2日目、とは言っても直島への旅の様子をお届けします。
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元々今回の旅は「豊島で暮らすように過ごす」が目的でしたが、民泊ヤマネのお母さんから「折角来たんだから直島も見てきなさい」の言葉に背中を押され、2日目は船で20分のところにある直島へ。
本村港に上陸した印象は「ギュッと詰まってる」感じでした。豊島よりも明らかに漁船も家も観光客も多くて、都会な感じ(笑)
早速近くにある「ANDO MUSEUM」と「家プロジェクト」を回ります。
が、途中とても気になったことがありました。
豊島では「小径」でしたが、直島は「門構え」です!
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個人宅なので勝手に撮って申し訳ないのですが、本当に美しいんです!
漆喰の白、焼杉の焦げ茶、そしてそっと置かれた植物の緑…どのお宅にも美を愛でる心が感じられます。
「家プロジェクト」で気に入ったのは「南寺」「はいしゃ」でした。内藤礼ファンとしては「きんざ」は外せませんが、予約制なので急きょ訪問した身としては仕方ありません。
「はいしゃ」では丁度「大竹伸朗スタンプラリー」を開催していました。
大竹伸朗作品を3つ回るとバッジが貰えるとのこと、がぜん燃え出します。
その足で今度はバスに乗って宮之浦エリアにある大竹伸朗の「I❤湯」を目指します(笑)

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直島へ行く方にはぜひ伝えておきたいことがあります。
「I❤湯」は穴場かもしれません!僕はほとんどの時間を貸し切り状態で堪能しました。
それはきっと「お風呂に入って鑑賞する」という特異な干渉方法にあります。
歩き回って汗だくの服を脱いで風呂に入ってからまた着るということが、多分旅行者にとってはハードルが高いのでしょう。
僕は気にしません(笑)

折角ここまで来たのだし…ということで今度は草間彌生の「赤かぼちゃ」を観に行きます。
思ってた通り!結構な人だかりで、みんな赤かぼちゃの中に吸い込まれて穴から顔を出して記念撮影。
人が途切れることがありません…この写真にもこっそりと1人写り込んでいますね。

この時点でお昼1時を過ぎたころ。
実は直島→豊島への船の最終便はなんと午前11:55なんです!
瀬戸内国際芸術祭のスタッフの方もそう言ってました…
ところが民泊ヤマネのお母さんは「ゆっくりしてきなさい」って言うんです。
これは島で暮らされている方だからこそ知りえることなのですが、「直島→宇野港→豊島のルートなら夜8時まで外出できるよ」とのこと!
ということでまだまだ時間はあるので今度はまたバスに乗って美術館エリアへ。
目的は…そう、草間彌生の「黄色いカボチャ」(南瓜)です。


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思ってた通り!結構な人だかりです(笑)
あんまり並んでるんで遠くから写真撮って終わりにしました。。。
帰りのバス停では後ろに並んでた外国人のカップルが僕のフィルムカメラを見て興味深そうに何か話しています。
つたない中学生英語で声を掛けると、彼がバッグから取り出したのは2台のニコンのフィルムカメラ!
一瞬で盛り上がりました(笑)
以前原宿でJohn Sypal氏に会ったとき、彼が僕のフィルムカメラを見て「Film Friend!」と声を掛けてくれたことがありましたが、このデジタルのご時世だからこそフィルムカメラ遣いは深い絆で結ばれている気がします。

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この後直島を出て船で宇野港に向かいましたが、歩き回った疲れが出てダラリと過ごしただけで夜豊島へ帰りました。
3日目は観光最終日、まだ回っていない豊島のアートスポットを巡ります。

*この旅のカメラ*
Nikon FE
Zoom Nikkor Auto 43-86mm F3.5
Fujicolor 業務用 100


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by takahashikururin | 2017-04-09 22:32 | 写真 | Comments(0)

豊島への旅~瀬戸内国際芸術祭 2016年秋期 を訪ねて~ 1日目

昨年10月に瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつである香川県の豊島(てしま)へ旅行に行きました。
今回から数回の予定で旅の様子をお届けします。
写真をたくさん撮りましたが上げきれないのでコラージュ加工しました。
ダイジェスト感覚で流し見しながらしばしお付き合いください。


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そもそもがバタバタと決まった旅でした。
昨年は我が家の結婚20周年でどこか旅行に行きたいねと言っていたのですが、
当時高校生の娘が修学旅行(瀬戸内国際芸術祭会場を訪ねる旅)から帰ってくるなり「豊島本当良かった。今すぐでももう一度行きたい!」と言い出し、
よくよく聞いてみると島もさることながら僕の好きな現代美術家内藤礼さんの作品である「豊島美術館」が実に素晴らしいとのこと、
では行きましょうということで3週間後の10月初旬、東京から13時間かけて深夜高速バスと船を乗り継ぎ、豊島の家浦港に無事到着しました。

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まずはチェックインです。
豊島にホテルや民宿はほとんどなく、代わりに島で暮らしている方の家や部屋をお借りする「民泊」が盛んです。
今回は丸々一棟貸しで家浦港のすぐ近くにある「民泊ヤマネ」さんにお世話になりました。
僕は両親とも実家が東京なので「(帰省する)田舎」というものを肌身で感じたことがありませんが、
「あぁ、これぞ田舎のおばあちゃん家!」とついつい思ってしまう懐かしさ・心地よさを感じる良い宿でした。
部屋もきれいだし、そして何より食事が本当においしいです。泊まる方は絶対に食事つきにしてください。

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荷物を置いたら早速出掛けます。
島内の移動は電動レンタサイクルがおススメです。
この日は瀬戸内国際芸術祭秋期開催日の前日で、島内はガラリとしていました。
ヤマネのお母さんから「セトゲーが始まったら人であふれかえるよ」と言われたので、まずは大本命の豊島美術館を目指します。

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ところが全然前に進めません。
電動レンタサイクルなので山道はどうってことないのですが、フォトジェニックな風景があまりに多すぎます。
ちょっと進んでは写真を撮り、またちょっと進んではまた撮って。
持ってきたフィルムが1日目の午前中にハイペースで消えていきます。
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気付いたことは他にもあって、「小径」がたいへん素晴らしいんです。
どの小径も起伏があって決してまっすぐではなく、長い年月をかけて使い込まれた「味」があります。
自転車でするっと通り過ぎるのが本当にもったいないと思うくらいです。
ということで到着がどんどん遅れます。

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なんとか豊島美術館に到着しました。
家浦港は島の西寄り、豊島美術館は島の東寄りですが、するっと来れば自転車20~30分の距離です。
この日はお客さんも少なくて(でも豊島では一番人が集まっていた)、ゆったりと美術館を堪能することができました。
2日後豊島美術館の脇を通ったら観光バスが何台も止まっていてすごい数の人がひしめいていました。
この美術館・このアートとしっかり向き合いたいという方にはきっと会期外の訪問が最適だと思います。

建物内の撮影は禁止されていますが、この作品は写真や動画ではまったく伝えることができない気がします。
興味のある方はぜひ訪れてみてください。
僕は「突然涙が込み上げてきたと思ったら急に寝落ち」を2セットという不思議な体験をしました。
ただ深夜高速バスでよく眠れなかっただけかもしれませんが(笑)
でもこういう心の揺らし方ができるのはやはり内藤さんしかいないなぁと思うのです。
僕にとっては間違いなくベスト美術館です。

そうこうしている間に夕方が近づいてきましたが、もうひとつやりたいことがありました。
ヤマネのお母さんから「豊島に来たら壇山に登りなさい」と言われていたので、自転車の充電池も残り少ないのですが島の中央に位置する壇山に向かいます。
ところが壇山を上る道すがらは誰ともすれ違わず誰も追い越しません。
少し暗くなってきた道を少し寂しい気持ちで登っていきます。
実のところあまりに道のりが長いので途中で引き返そうかとも思いましたが、「夕飯の時に『壇山どうだった?』って言われるだろうなぁ…」という大人な思考が頭をよぎります。
結局そのままさらに登ってようやく到着。
ひとこと言わせてもらえるのなら「ヤマネのお母さん、ありがとうございます!」。
観光客から見ると壇山はアートの陰に隠れてしまっているけれど、島の方々が壇山を大事に思っている気持ちは登ってみると本当によくわかる気がします。
豊島にお出かけの際はぜひ壇山を観光コースに入れることをお忘れなく!
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でも下山中野生のイノシシが目の前を通り過ぎていきましたのでお気を付けくださいね。
次回2日目はヤマネのお母さんに背中を押されて直島へ遊びに行った模様をお届けします。

*この旅のカメラ*
Nikon FE
Zoom Nikkor Auto 43-86mm F3.5
Fujicolor 業務用 100

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by takahashikururin | 2017-03-23 00:08 | 写真 | Comments(0)

デジタル・ポートフォリオのご紹介


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今年はMOUNTさんの「MOUNT CLUB 登録クリエイター」として活動させていただくことになりました。
ZINEが1冊も売れなかったくせに生意気ではありますが(笑 あ、この失敗談は次回アップします!)、
ここで1年間色々勉強させていただきたい所存です。

それに伴ってMOUNTさんが「デジタル・ポートフォリオ」を作ってくださいました。
お時間ありましたらご覧ください。

僕のパソコンで表示すると少々モヤッとしています。
紙質のせいだと思いますが、スマホだといくらか綺麗に見えます。

他にも様々なクリエイターによる素敵なポートフォリオが多数紹介されています。
ご興味のある方はぜひこちらもどうぞ!


*今日の写真*
電車の車窓より。
Leica 3f
Leitz Elmar 50mm f=3.5
Fujicolor 業務用100

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by takahashikururin | 2017-01-23 21:19 | 写真 | Comments(0)

LEGO

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子どものころ、本当によくレゴブロックで遊んでいました。
当時はまだパーツの種類も少なくて、色も7色くらいしかなくて、
組み上げても想像しているものに全然近づけないのだけれど、
それでも夢中になって車やら船やら動物やら家やら
日がな一日作っては壊し作っては壊しして遊んでいました。

ある日とても気に入った宇宙船ができて、
もうこれは一生の宝にしようと決めたのですが、
手持ちのパーツをほとんど使ってしまったので、新しいものが作れません。
何日か悩んで結局その宝を壊すことにしました。
その時「もっとすごいものを作れる日がきっと来る」と自分に言い聞かせたことが、
なんとなくずっと心に残っています。


今日は仕事中にそんなことをふと思い出して、
結局今もレゴがカメラになっただけで何も変わってないな、と思いました。
むしろ今は進んで壊してしまうくらい。
日々写真を撮って、それを写真展や作品展で形にして、終わったら全部放り投げる。
すると硬い自分の殻にヒビが入って新しい世界が見える。
新しい様々な出会いからパーツや設計図をもらって、それが次の製作の力になる。
挫折もするし、自信もなくすし、後回しにもするし、
手を引いたらどんなに楽かと思うときもあるけれど、
それでも「もっとすごいものを作れる日がきっと来る」とワクワクする自分もまた、
今もずっといるんです。

2017年、やっぱり写真が好きです。
写真にできることがまだまだたくさんあるはず。
それをみんなと分かち合えるよう、レゴで遊んだ頃の気持ちのままに組み上げていきます。
今年もよろしくお願いします。


*今日の写真*

樹体温
Nikon FE
Zoom Nikkor 43-86mm f3.5
Fujifilm 業務用 100



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by takahashikururin | 2017-01-11 22:25 | 写真 | Comments(2)